会社の固定電話から携帯電話に電話をかけると電話料金が発生しますが、料金はできるだけ安い方が良いです。では、どうやって固定電話から携帯への電話料金を削減すれば良いのでしょうか?
実は固定電話から携帯への電話料金を削減する方法は複数あります。そこで今回は、固定電話から携帯への電話料金を削減する方法と、電話料金の見直しを行うときのポイントを紹介します。
1、固定電話から携帯への電話料金を削減する方法!
会社で日常的によく使用される固定電話ですが、電話料金はできるだけ安い方が良いです。固定電話の電話料金を削減する方法はいくつかありますが、その中に固定電話から携帯への電話料金の削減があります。
会社では固定電話から固定電話への通話以外にも、社内の固定電話から社外の社員の携帯に電話をするケースもあるため、固定電話から携帯への電話料金の削減も効果的です。ここからは、固定電話から携帯への電話料金を削減する方法を紹介します。
1-1、電話番号の前に識別番号を付けて電話をする
固定電話から携帯への電話料金を削減するには、電話番号の前に識別番号を付けて電話することで可能です。光回線ではなく一般回線を利用している場合には、電話をかける電話番号の前に事業者識別番号を入力することで、そのまま通話するより安く通話をすることができます。
事業者識別番号を入力することで、事業者を指定して通話をすることが可能なので、通話にかかる料金が割安になるという仕組みです。
【各キャリアの識別番号】
NTT西日本 | 0039 |
---|---|
NTT東日本 | 0036 |
ソフトバンク | 0088 |
NTTコミュニケーションズ | 0033 |
各事業者が携帯キャリアに合わせて料金を設定しているため、自社で利用している携帯キャリアの値段が安いところを利用すると良いでしょう。また、通話回数が多い会社であれば、定額通話に切り替えるという手もあります。自社に一番良い選択は何か考えて決定してください。
1-2、固定電話から携帯への通話が安いキャリアに乗り換える
固定電話から携帯への通話料金を削減するには、固定電話から携帯への通話が安いキャリアに乗り換える方法があります。キャリアの中には、固定電話から携帯への通話料金を安く設定しているプランがあり、そのプランを利用すればお得に通話が可能です。
固定電話から携帯への電話料金を削減したいなら、ソフトバンクが提供している「おとくライン」がおすすめです。おとくラインには、固定電話から携帯への通話が24時間無料になるプラン(ホワイトライン24)があり、うまく利用すれば通話料金を削減できます。
【ソフトバンクが提供しているおとくライン(ホワイトライン24)】
・固定電話をおとくラインで契約。携帯がソフトバンクであれば24時間通話無料。
【ホワイトライン24の月額料金】
月額料金 | |
---|---|
アナログ | 500円/回線(税抜き) |
ISDN64 | 1000円/回線(税抜き) |
参照サイト:ソフトバンク公式サイト
ソフトバンクのホワイトライン24というプランは定額制で、契約した固定電話からソフトバンクで契約している携帯への電話は24時間通話が無料です。固定電話から携帯への通話が多い会社に特におすすめのプランといえます。
2、固定電話から携帯への電話料金を見直すときのポイント!
固定電話から携帯への通話料金を削減する方法としては、事業識別番号を利用する方法や、より通話料金が安いキャリアへ変更する方法などがあります。ただ、見直しを行うときには押さえておくべきポイントがあるのです。ここからは、固定電話から携帯への電話料金を見直すときのポイントを紹介します。
2-1、まずは自社の固定電話の利用状況を把握する!
電話料金を見直すときには、まずは、自社の固定電話の使用状況を把握することが大事です。固定電話の電話料金の削減を考えていたとしても、どの部分を削減したらよいか分かっていなければ効果的に改善できません。
現状を分析した結果、固定電話から携帯への通話が多いのであれば見直しが必要ですし、そうでなければ他の部分でコストの削減ができないか検討する必要があります。
2-2、キャリアを変更するのにかかる費用に注意!
固定電話から携帯への電話料金を削減するために、より料金の安いキャリアに変更するのは効果的です。しかし、キャリアを変更するときには、それによって発生する費用についても知っておく必要があります。
キャリアを変更するとなると、回線の切り替え費用や機材をそろえるコストなどがかかる可能性も。そのため、単純にキャリアを変更すれば良いというものではなく、キャリアを変更するのにかかる費用も含めた費用対効果を考えて改善する必要があります。
3、まとめ
ここまでで、固定電話から携帯への電話料金を削減する方法と、電話料金を見直すときのポイントを紹介しました。固定電話から携帯への電話料金を削減するには、事業者識別番号を利用する方法やより通話料金の安いキャリアに変更する方法などが効果的です。
しかし、コスト削減を目指すのであれば、まずは通話料金の現状を把握してどういった部分を改善すべきか考えることが必要でしょう。