固定電話の通話料金はどこが一番安い?

固定電話の通話料金はどこが一番安い?

固定電話を導入する場合、利用する固定電話サービスで通話料はどのくらい変わってくるのでしょうか?通話料を安く抑えるためにはどうしたらいいでしょうか?この記事ではなるべく通話料金は抑えたい方のために各固定電話の通話料金を比較し1番安い固定電話サービスをご紹介します。

1.固定電話の通話料金比較!一番やすいのはどれ?

固定電話の通話料金比較!一番やすいのはどれ?

固定電話の通話料金は主に使用している電話回線の種類と契約している電話会社のプランによって変わってきますので、それぞれの通話料金を比較してみましょう。

・マイラインの通話料金
電話会社選択サービスとも呼ばれ、識別番号をダイヤルしなくてもあらかじめ登録した電話会社で電話をかけることができます。マイラインは電話会社がNTTの通信設備を経由して提供する電話回線サービスなので、通信料は電話会社に支払い基本料金はNTTに支払わなければいけません。下の表はKDDIのマイラインの通信料金です。

平日・昼間 夜間・休日 深夜
市内 8.5円(180秒) 8.5円(180秒) 8.5円(240秒)
県内 0〜20km 20円(90秒) 20円(120秒)
県内 20〜60km 40円(45秒) 30円(60秒) 20円(90秒)
県内 60km〜 20円(90秒) 20円(90秒)
県外 0〜20km 20円(90秒) 20円(90秒) 20円(120秒)
県外 20〜30km 30円(60秒) 30円(60秒) 30円(75秒)
県外 30〜60km 40円(45秒)
県外 60〜100km 60円(30秒) 40円(45秒) 30円(60秒)
県外 100〜170km 80円(22.5秒) 60円(30秒) 40円(45秒)
県外 170km〜 70円(26秒)

・おとくラインの通話料金
おとくラインはソフトバンクが提供するアナログ回線を使用した電話回線サービスです。直収電話とも呼ばれ、NTTの通信機器を経由しないのでNTTに手数料を支払う必要がありません。現在は法人向けとしてのみ提供されています。通話料金プラン通常料金プラン・一律料金プラン・シンプルプランがあり以下の通りです。通常料金プランは相手との距離によって料金が変わります。例えば、通常料金プランなら8.5円〜80円/3分、一律料金プランなら7.9円〜14.9円/3分、通常なら7.89円〜14.9円/3分となっています。下の表は3分通話時の通常料金プランです。

オフィスタイム ファミリータイム スーパーファミリータイム
市内 8.5円 8.5円(180秒) 8.5円(240秒)
20km以内 9円
20〜30km 13.5円 13.5円 9円
30〜60km 13.5円
60〜100km 18円
100〜170km
170km〜
県外 20km以内 9円
県外 20〜30km 13.5円
県外 30〜60km 18円 13.5円
県外 60〜100km 27円 18円 13.5円
県外 100〜170km 36円 27円 18円
県外 170km〜 36円 31.5円 18円

・IP電話の通話料金
ネット回線を利用して音声通信する電話システムでネット回線があれば利用できるため、電話料金が安いのが特長です。電話会社によって提供しているサービスと通話料金が違うので目的に合ったものを選びましょう。以下は代表的なIP電話の通話料金です。

NTTが提供してる050plusの通話料

楽天コミュニケーションズが提供してるSMARTalkの通話料

ケイ・オプティコムが提供しているLala Callの通話料

・ひかり電話の通話料金
ひかり電話は光ファイバーケーブルを使って高速で通信できる電話サービスのことです。音声がクリアな上に基本料や通話量が安いのが特長です。

050plusユーザ同士 0円
携帯電話 17.28円/1分
PHS電話 10.8円/1分
固定電話 8.64円/3分
SMARTalkユーザ同士 0円
携帯電話/固定電話/国際電話など 一律8円/30秒
PHS電話 10.8円/1分
固定電話 8.64円/3分
Lala Callユーザ同士 0円
携帯電話 20円/30秒
固定電話 120円/3分

・クラウドPBXの通話料
ネット回線を利用してビジネスフォンを使うクラウドPBXは、様々なサービスがありますが、通話料金の相場は全国一律で3分約8円ほどです。通話料金の課金方法も分課金や秒課金があり通話頻度や一回の通話時間に合わせて適切なプランを選ぶと費用を節約できます。

国内通話 音声 加入電話、INSネット、ひかり電話への通話※1 8円/3分
「安心プラン」「もっと安心プラン」に含まれる通話料分超過後 7.2円/3分
携帯電話への通話 グループ 1-A 16円/60秒
グループ 1-B 17.5円/60秒
グループ 1-D 10.8円/3分

2 .まとめ

通話料金は距離や使用する回線など様々な要素によって変わってきますが、比較してみると通話料金が最も安いのはインターネット回線を利用したIP電話と光電話になります。固定電話機本体がなくても携帯アプリで利用することもできるためとても便利ですが、インターネットを回線も利用することになるので通話料金だけでなくインターネット料金も合わせて請求されます。場合によっては光回線を引いてくるための工事費用などもかかる可能性があるので、どの電話サービスを利用するかは総合的に判断しましょう。

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