固定電話の基本料金は使用している電話回線の種類と契約している固定電話の種類によって変わってきます。固定電話の基本料を節約したい場合何をを選んだらいいのでしょうか?この記事ではそれぞれの基本料金を比較し1番安い固定電話を選ぶ方法をご紹介します。
1.固定電話の基本料金比較!どれが一番お得?
固定電話にはいくつか種類がありますが、それぞれ基本料金も違います。比較してどの固定電話が1番お得かを見てみましょう。
NTTアナログ回線基本料金
NTTアナログ回線とは電話機を銅線とつないで音声を伝える方法で、今は廃止されていますが昔はNTTの電話加入権を購入しないと使用できませんでした。基本料金と通話料は少し高いですがアナログ回線は停電していても使用できるというメリットもあります。下の表ははNTT東日本の基本料金です。
電話サービス取扱所の種類 | 1級取扱所 | 2級取扱所 | 3級取扱所 | ||
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加入電話 | ダイヤル回線 | 事務用 | 2,300円 | 2,350円 | 2,500円 |
住宅用 | 1,450円 | 1,550円 | 1,700円 | ||
プッシュ回線 | 事務用 | 2,400円 | 2,400円 | 2,500円 | |
住宅用 | 1,600円 | 1,600円 | 1,700円 | ||
加入電話・ライトプラン | ダイヤル回線 | 事務用 | 2,550円 | 2,600円 | 2,750円 |
住宅用 | 1,700円 | 1,800円 | 1,950円 | ||
プッシュ回線 | 事務用 | 2,650円 | 2,650円 | 2,750円 | |
住宅用 | 1,850円 | 1,850円 | 1,950円 |
NTTデジタル回線基本料金
NTTデジタル回線とは音声をデジタル信号に変えて通信する方法で、アナログ回線と同じ銅線を利用しています。距離による音声の劣化がなくクリアな会話が可能です。月額利用料は2,800円です。
ソフトバンクおとくライン基本料金
おとくラインはソフトバンクが提供する電話回線サービスです。直収電話とも呼ばれ、NTT交換機を経由しない仕組みになっています。NTTに基本料金を支払ないため、基本料金も通話料金も全てソフトバンクからの請求と一本化されます。現在は法人向けとしてのみ提供されています。
契約区分 | 1級地 | 2級地 | 3級地 | |
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アナログ | 事務用 | 2,050円 | 2,200円 | 2,350円 |
住宅用 | 1,350円 | 1,350円 | 1,500円 | ISDN64 | 事務用 | 3,380円 |
住宅用 | 2,580円 | |||
ISDN1500事務用 | 29,500円 |
ひかり電話基本料金
ひかり電話は通信に光ファイバーケーブルを使い、大容量データの高速通信を実現しています。基本料が500円と安く、通話の音質もとてもクリアなため人気の固定電話です。しかし、ひかり電話を利用するにはインターネットの契約が必要なので基本料500円とインターネット代を合わせた額を支払わなければなりません。
クラウドPBX基本料金
クラウドPBXとはクラウド上のサーバーでビジネスフォンを制御するサービスです。従来ならPBX(主装置)を設置して内線通話
区分 | 単位 | 月額利用料(税抜) | |
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ID利用料 | 10 IDパック(全体チャネル10ch含む) | 1契約ごと | 10,000円 |
20 IDパック(全体チャネル20ch含む) | 1契約ごと | 19,000円 | |
30 IDパック(全体チャネル20ch含む) | 1契約ごと | 25,000円 | |
追加ID利用料(31 ID以上)※1 | 1IDごと | 600円 |
や外線着信を制御していましたが、クラウドPBXは主装置(PBX)を設置する必要がなく電話配線工事も不要になります。また、ビジネスフォンがなくてもスマホやパソコンがビジネスフォンと同じように利用できるので最近では人気のサービスになっています。基本料金の相場は、1回線当たり月額約2,000円です。1回線から導入可能なサービスもあれば、複数の回線をまとめて購入するサービスもあります。例えばNTTのクラウドPBXの基本料金は以下の通りです。
2.まとめ
基本料金だけを見るとひかり電話が基本料金500円と1番安くなっています。ひかり電話は音質も良いので人気ですが、利用するにはインターネットも契約しなければいけないので注意しましょう。固定電話の基本料金は安いものの、必ずインターネットの料金と合わせて支払う必要があります。